山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

山陽新幹線(新大阪〜博多)の「こだま」に大型スーツケースを載せるかた向けに、荷物棚の大きさや、そのほか荷物置き場の状況についてまとめる。

山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる 山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

東海道新幹線(東京〜新大阪)からは退いた車種も、新大阪より西ではまだまだ走っている。とりあげるのは「700系」(左の写真)と「500系」(右の写真)である。新大阪から西へ向かうこだま号はほぼこの2車種のみで、どちらが来るかは時刻表で判別できる。

どちらかというと700系のほうが多数派なので700系から紹介する。 

山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる 山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

700系の荷物棚は、「のぞみ」用のN700系よりも少し小さい。安定して載せられるのは中型スーツケースまでで、筆者のスーツケース(幅47cm)にとってはやや頼りなかった。 

こだま(700系E編成)にスーツケースを載せる こだま(700系E編成)にスーツケースを載せる

筆者は700系に乗るときは、大きな荷物は最後部席の後ろに置くようにしている。実際ここくらいしか置ける場所がなく、座席に厚みがあるため足元収納はかなりキツい。最後部席後ろなら幅35cmくらいのキャパシティはある。

このスペースの予約が必要なのは6号車のみで(足元に「要予約」と書かれた青い貼り紙がある)、そのほかの号車では基本的に自由に利用できる。

山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

つづいて500系

500系に乗るなら、なんといってもおすすめは6号車だ。座席の間隔がほかの号車より圧倒的に広く、足元に荷物を置きやすいからだ。これは500系が「のぞみ」として東京まで来ていたころにグリーン車だった車両を転用して、6号車に組み込んだためである。

山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる 山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

筆者のスーツケース(厚さ28cm)を置いても、まだかなりの余裕を見せてくれた。しかもテーブルが背面式でなくインアーム式のため、出し入れの邪魔にならないところもすばらしい。

500系の6号車が快適なのはよく知られているようで、ほかの号車がガラガラなのに6号車だけ人がそこそこ乗っているというシーンはよく見かける。

山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる 山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

円筒形の車体が人々の心をわしづかみにした500系だが、割を食ったのは荷物棚だ。

笑ってしまうくらいのはみ出しである…載せているスーツケースの大きさは幅42cm、厚さ24cmで、いわゆる「機内持ち込み」よりほんの少し大きいくらいのものだ。角度がかなりついていて落ちることはなさそうなのでこのままにしておいたが、大きなスーツケースなど載るはずもない。しかも先頭車(1号車と8号車)は、一部の列に荷物棚がないというおまけまでついている。

山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる 山陽新幹線「こだま」にスーツケースを載せる

500系と700系をくらべるのによいと思い、幅42cmを700系にも載せてみた(右の写真)。差はあきらかだ。

【まとめ】

① 700系に大きな荷物を載せるなら、最後部席の後ろを利用。

500系に大きな荷物を載せるなら、6号車の足元に置くのがおすすめ。

③ 3辺合計が160cmを超える特大荷物は、予約が必要(のぞみ号と一緒)。